週末の度にアウトドアキャンプを楽しむ人もいれば、興味があってこれからキャンプを始めてみようと考えている人もいますよね。キャンプと一言でいっても種類はさまざま。楽しみ方によって選ぶべきキャンプ場が異なります。今回は目的に合わせて選べるよう、キャンプ場の種類を詳しく解説していきましょう。
キャンプ場は大きく分けると2種類
まず、キャンプ場を大きく分けると「通常のキャンプ場」と「オートキャンプ場」に分類されます。通常のキャンプ場は駐車場からテントサイトまで少し離れていることが多く、荷物を徒歩で運搬しなければなりません。一方、オートキャンプ場はテントサイト内までクルマの乗り入れが可能。クルマもテントの1つとして利用できます。
クルマは「電源」としても重宝するので、初心者キャンパーにもおすすめ。オートキャンプ場は通常のキャンプ場よりも料金が高めに設定されていることを考えても、かなり快適に過ごせるはずです。
「サイト」選びでキャンプの楽しみ方を決める
「通常のキャンプ場」か「オートキャンプ場」かを選択したら、次は「サイト」選びです。サイトとは、キャンプ場の中でテントを張れる場所のこと。どのような楽しみ方をしたいのかで、サイト選びは異なります。
最も開放的かつ料金が安いのは「フリーサイト」でしょう。その名の通り、区画がないため自分の気に入った場所で好きなようにテントを設置できます。一方で他のキャンパーとの距離が近いことも多く、マナーをしっかりと守らなければトラブルにつながることも。キャンプ場での振る舞いに自信がない初心者キャンパーには、少しハードルが高いかもしれません。
「ひっそりと楽しみたい」「周りの目を気にせず過ごしたい」という人には、利用スペースが定められている「区画サイト」がおすすめです。ロープで簡単に区切っている場所もあれば、岩や木で周りを囲み、プライベート感を演出しているキャンプ場も。フリーサイトよりも料金は上がってしまいますが、予約さえしておけば場所取りは必要なく、希望通りの広さで楽しむことができます。