年に春と秋の2回開催される神奈川県下最大級のキャンピングカー展示商談会の「神奈川キャンピングカーフェア in 川崎競馬場」が、GWのオープニングを飾って開催されました。同展示会出展のTRAVOIS(トラボイ)ブランドを展開するティピーアウトドアデザインのハイエース・スーパーロングをベースにしたフラッグシップといえる『トラボイLBD200SLナチュラルデザインコンプリートカー』に新型クーラーが搭載され、注目を集めていました。
コンパクトな12Vクーラー搭載で快適
「いいクーラーが出てきたので、大きなアピールポイントになります」とはティピーアウトドアデザインのスタッフさん。2025年モデルの最大の変更点は同社初となるDC12Vクーラーの搭載(オプション)です。室内デザインを損なわないコンパクトなクーラーで、質感の高い仕上げで定評の同社らしいこだわりを感じます。

従来は家庭用エアコンを装着。本体も室外機も大きいので、かなり無理があったのは確かで、その分取り付けにも大変苦労があったそうですが、この新型クーラーは車載用で開発されているので、出幅もコンパクト。見た目もさりげなく家庭用エアコン風で、家のリビングで過ごしているような気持ちになります。
LFP搭載とクーラーの稼働で快適に過ごせる
室外機もコンパクトで車両後方のスペアタイヤスペースに、排熱ファンとコンプレッサーを分割で設置できるようになっています。ロードクリアランスの面でも不要な心配が軽減されます。また同社ではクーラーを稼働させる電源はリチウムイオンのポータブル電源を推奨しています。

最近ではポータブル電源を利用するキャンピングカーユーザーも増えており、スタンダードなスタイルかと思います。満充電で出かけて4〜5時間稼働させることができるようです。キャンプ場の電源サイトを利用できれば、かなりメリットが高まりそうですね。

「クーラーは愛犬家の方々にとって、いちばんの問題でもあるんですよ。優れたエアコンは喜ばれると思います」とのことです。