人気YouTuberやぎちゃんと塔ノ岳山行する登山者多数
登山安全祈願式に始まり、恒例の開山の鍵を高橋秦野市長が受け取ります。秦野観光和太鼓でお祭り気分は一気に盛り上がり、高橋秦野市長の挨拶に続きます。同市長スピーチでは2年後の令和9年には新東名が全線開通するそうで、秦野丹沢SAも開設が予定されているとのこと。従来に増してアクセス面での利便性が高まり、丹沢の人気がさらに高まりそうですね。

秦野観光和太鼓でお祭り気分は一気に盛り上がり、高橋秦野市長の挨拶に続きます。同市長のスピーチでは2年後の令和9年には新東名が全線開通するそうで、秦野丹沢SAの開設も予定されているとのこと。従来に増してアクセス面での利便性が高まり、丹沢の人気がさらに高まりそうですね。

地元秦野の丹沢アルプホルンクラブによる演奏や、秦野市合唱連盟の歌声がオモタンの山々に響き渡ります。

特別ゲストで登壇したのは元横綱白鵬の宮城野親方。秦野市制施行70周年を記念して、2025年4月25日に秦野市内の体育館にて大相撲秦野場所に合わせて同式典に来場とのこと。大相撲巡業の秦野場所は10年ぶりの開催だそうです。「山開き式第69回、私も69代横綱ということで何か縁を感じます」と会場を沸かせていました。

山北の名寺院・東光院の山伏による山門を清める儀式に、集中登山隊のリーダーを務める秦野山岳会の小宮邦俊リーダーと人気登山系YouTuberやぎちゃんによる開門の鍵で門が開けられ、集中登山となります。

公園内から登山口まで多くの登山者が列をなして登山口へ。登山口では山伏の方達から白檀のお香を掌に受け取って、大観峰までの集中登山となります。


大倉高原で参加者の記念撮影で、集中登山は終了となり、この後やぎちゃんと小宮リーダーは塔ノ岳山頂での、ヤビツ峠からの集中登山チームと合流して行う開山の鍵の交換会に向かいます。

ガスガスの塔ノ岳で多くの登山ファンが出待ち
当日の塔ノ岳登山はあいにくの曇天。山頂は風もあり、白いガスに覆われる中、多くの登山者が開山の鍵の交換の儀式を見ようと待ちわびていました。その中へ大倉尾根口からの二人と、ヤビツ峠からの表尾根口からのシンガーソングライターの立石純子さんらのチームが到着。山頂碑の前で交換の儀式を行い、記念撮影に登山ファンのスマホが並びました。

同山開き式は秦野戸川公園だけでなく、渋沢駅近くの秦野市立西中学校も会場として解放され、そちらでもさまざまなイベントが開かれていました。
丹沢の開山祭は秦野市内の多くの関係者が加わったイベントで、祭りへの参加ではなく丹沢登山に訪れたハイカーにも記念品を用意するなど、盛り上げにひと役買っていました。渋沢駅バス乗り場では柳町商店会の方々が登山羊羹(先着順)を配り、河川敷会場ではシシ汁を無料で振る舞っていました。


また集中登山への参加者には記念バッジが用意され、下山時には大倉バス停近くで、地元婦人会の方々による甘酒のサービスもあり、登山者へのおもてなしの気遣いも伺えました。登山者の方々に愛される街づくりへの意識の高さを感じますね。

丹沢の最大の魅力は高橋秦野市長の言う「四季折々の自然豊かに触れあうことのできる山」であることに異論はないと思います。ミツマタの春に始まり、雪の山頂までさまざまな表情を見せてくれる丹沢は、登山の楽しみの引き出しの多さに惹かれます。

