春のあったかい陽射しを感じた4月上旬。ソメイヨシノが見事に満開の小田原城址へ行ってきました。4月最初の週末は見頃を迎えた桜と全国ふるさとおでんが楽しめる「小田原おでんサミット2025」が開催。同イベントは桜の見頃に合わせて夜はライトアップされ小田原幻想夜桜も綺麗。この日は小田原随一の桜のスポットに行きました。
桜のトンネルを潜り名物豆腐カツ煮定食で満腹
まずは小田原城のお堀沿いの桜並木を見学。満開に咲き誇るソメイヨシノの並木は桜のトンネル。小田原城址公園の約300本のソメイヨシノが見頃を迎えていました。

桜見物の前に腹ごしらえ。小田原駅地下街のハルネにある箱根強羅田むら銀かつ亭で名物の豆腐かつ煮定食をいただきました。

ふわふわの絞り豆腐の間に国産豚ひき肉を挟み、米油で揚げて卵でとじて土鍋で煮込んだ逸品です。さらに海老フライ、豆腐かつ煮、豚かつの3種が味わえる銀かつ重もオススメ。強羅の本店は大人気ですが、小田原駅地下でもいただけるので意外と穴場です。

城址公園で城とソメイヨシノの競演に感嘆
さて、花より団子でお腹いっぱいになってから桜の小田原城址公園へ向かいました。天守閣は平成の大改修で綺麗になった小田原城とソメイヨシノが織りなす桜まつり。住吉堀や銅門、馬出門、御用米曲輪の復元整備も進み、桜も元気に咲き誇っていました。

小田原城は中世の城と近世の城が同じ場所に重複して存在する城郭が特徴とか。城と桜は実に美しく、お堀沿いの桜並木から見える天守閣も一層眩く見えました。

本丸東堀の花菖蒲園では引かれた水辺に卵から孵ったオタマジャクシが泳いでいました。思わぬところで見つけたオタマジャクシ。最近久しく見かけなくなりましたよね。常磐木橋の枝垂れ桜もソメイヨシノと違いワンポイントの美しさで目を潤します。

お堀の小田原用水越しの桜、朱色の学橋と桜並木も見どころです。桜を愛でながら外周を散策して、報徳二宮神社で平和を祈りつつ、休園中のこども遊園地横から裏天守閣と桜をスマホで撮影。人も少なく穴場のポイントです。
