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用途は焚き火だけじゃない! 持っていると意外と便利な「耐熱グローブ」の選び方とは

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キャンプで焚き火やバーベキューをするときには欠かせない耐熱グローブ。いざ選ぼうと思っても、素材や形にいろいろな種類があって、どれがいいのか迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。今回は耐熱グローブを選ぶ際のポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

耐熱グローブは焚き火以外でも使える

耐熱グローブとは、焚き火や調理などをするときに熱から手を守ってくれる手袋のこと。じつは火の近くでの作業だけではなく、薪割りやテント設営のときに手を保護したり、寒さ対策にも役に立つ万能アイテムです。

素材の違いは耐熱性にあり

炭火の温度は300~600℃、うちわで仰いだりすると1000℃近くまで上昇するので、グローブ選びの際は耐熱性に注目しましょう。グローブに使われている素材は大別すると「アラミド繊維」と「革製」の2種類ですが、素材によって耐熱効果に違いがあります。

アラミド繊維は、400~500℃近くまで対応できる高い耐熱性が大きな特徴。消防士の防火服や宇宙服にも使われている素材で、耐熱効果は折り紙つきです。高温になる炭火調理のときにはアラミド繊維がおすすめ。強度があるので、薪割りやテントの設営作業時のケガ防止にもなります。

一方の革製は牛皮を使ったものが多く、耐熱性は120℃程度。アラミド繊維と比べて耐熱性が低いものの、焚き火で薪をくべたりして使うには十分な性能です。デザイン性が高いので、キャンプギアをスタイリッシュに揃えたい人や、経年変化でのエイジングを楽しみたい人には皮製品ががおすすめです。