三重県の山里に暮らす熟年夫婦によるYouTubeチャンネル『おっ!チャンネル』では、キャンピングカー旅やアウトドアライフなどの様子が配信されています。今回取り上げるのは、キャンピングカーのオーニングに接続できるテントルームを加工してみたという動画。DIYでどのような改造をおこなったのか、さっそく見ていきましょう。
取り付けの大変さと不安定感が気になって……
キャンピングカーのオーニングに取り付けることで、もう一つの部屋を作れる便利なテントルーム。TACOS社の「Tent Room MiMie」を購入した2人は、自宅の敷地内で試しに設営してみることに。
まずはオーニングを引き出し、テント生地をオーニングのC型溝に引っかけていきます。テントの高さや幅は、オーニングの引き出し加減で調整可能。横側はオーニングのポールと車体との間に渡したサイドポールに引っかけて留めるのですが、ポールがしっかり固定できず綺麗に留められません。また、マジックテープやロープでテントの端をポールに留めていく作業がなかなか大変。11月なのに汗が流れてくるほどです。

試し張りの結果、テント正面はいい感じに。しかしサイドが不安定なため、横からの風や雨に耐えられそうにありません。また、あちこちに生じている隙間も気になります。車体下からの隙間風を防ぐ生地も、取り付けるには加工する必要がありそう。このままでは設営に手間がかかる上に快適に使えなさそうなので、自分たちで改良することになりました。
ポールを固定することで手間と不安定感を軽減
まずはポールを通せるように、サイドテントの上部を筒状に縫います。次にオーニングの先と車体側に穴を開け、穴に横ポールをハメられるようにしました。サイドテントにポールを通し、穴にポールをハメればぴったりと固定できるうえに取り付けも簡単です。

また、車体下の吹き抜けを塞ぐ付属の防風シートは幅が足らなかったため、イメージシートを購入。シートにハトメ、車体にフックを付け、ハトメを引っかけて取り付けられるようになりました。
