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一度使うともはや手放せない!? 火起こしに便利な「火吹き棒」のメリットとその選び方とは

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焚き火やBBQなど、キャンプには欠かせない火起こしの工程。着火剤や火起こし器を使うなど、その方法は様々です。そんななかでも、実は火起こしには「火吹き棒」があるととても便利なのをご存じでしょうか。

「うちわで扇ぐから別になくてもいいのでは?」と思っている人も多いようですが、実際に使ってみるとその使い勝手の良さに感心するはず。そこで今回は火吹き棒に注目して、その種類やメリットを紹介していきます。

ノーストレスで効率よく火起こしができる

そもそも火吹き棒とは、火力を大きくする時に火種に風を送り込むための道具。長いストローのような形状ですが、伸縮して手のひらサイズに収納できるものも多くあります。火吹き棒を使うメリットは、ピンポイントで空気を送り込めること。うちわなどで扇ぐよりも断然効率よく火種に風を送ることができます。

長さは50~80センチ程度のものが多く、椅子に座ってゆったりとくつろぎながら送風できるのも大きなメリット。必死になって扇ぐ必要がないため、火起こしや火力調節がノーストレスでできるのが嬉しいですよね。

灰や火花が舞い上がりにくいというメリットも

また、うちわなどで扇ぐとどうしても灰が舞い上がってしまうため、網の上の食材やテーブルが汚れてしまうことがあります。さらには火の近くに立って扇ぐことで、煙でむせてしまったり、火花が飛んで着衣に穴が開いてしまう可能性も。その点、火吹き棒の場合は灰が舞い上がることも火花が飛ぶことも少ないので安心です。

1つだけ注意が必要なのは、火吹き棒の先を火に近づけたまま誤って吸ってしまわないように気をつけること。煙や熱い空気を吸い込んでしまうと危険なので、十分に注意してください。リスクを軽減するために逆止弁が付いているタイプも販売されているので、慣れていない人はこのタイプを使うと良いかもしれません。