日常の喧噪から離れ、美しい大自然と触れ合えるキャンプ。夜に満天の星空を眺めて過ごす時間は、忙しい日常では中々味わえない特別な感動を与えてくれます。

そこで今回は「近畿地方」に的を絞って、“満天の星空を満喫できるキャンプ場”に注目してみました。各施設の中には、美しい星空観察を楽しむためのイベントを開催している所もあり、楽しみ方は千差万別。星空を心ゆくまで満喫したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

環境省にも認定された「星が最も輝いて見える場所」

【施設名】若杉高原おおやキャンプ場（兵庫県養父市）

まず最初にご紹介するのは「若杉高原おおやキャンプ場」から。同施設は「星が最も輝いて見える場所」として、環境省にも認定されたことがあるほどの星空スポットです。キャンプサイトには「星空フリーサイト」や「星空区画サイト」など、星空観察に特化したエリアも。

なかでも1日3組限定の「星空デッキ☆サイト」は、傾斜地にウッドデッキを組んだサイトで見晴らし抜群です。他にも1日6組限定の「絶景区画サイト」や、1日1組限定の「星空プライベート大型サイト」など、多彩なプランが盛りだくさん。

また同施設では、4月末頃から11月中旬頃の土曜日や連休中日で「星空☆ハイキング」というイベントを開催しています。夜行リフトに乗って向かう「星のひろば」から見上げる夜空に360度広がった星空は、まさに天然のプラネタリウム。夏休み期間中など、期間によってはほぼ毎日開催している場合もあるので、ぜひイベント開催日をチェックして参加してみてくださいね。

【データ】
■施設名：若杉高原おおやキャンプ場
■住所：兵庫県養父市大屋町若杉99-2
■定休日：毎週木曜日
■URL：https://ooyaski.com/camp/

天文台の大型望遠鏡で星空を満喫！

【施設名】休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場（兵庫県南あわじ市）

兵庫県南あわじ市にある「休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場」は、福良湾に面した開放的なキャンプ場。2019年5月にリニューアルオープンし、以前に比べて区画が拡大されました。現在はAC電源と水道流し台付きのキャンプサイトが23区画あります。

同施設の見どころは、毎晩おこなわれている星空イベント「スターウォッチング」。施設内にある天文台で、星の案内人と言われる「星のソムリエ」による星の解説や、施設内の天文台で体験できる天体観測はイベント一番の目玉です。

天文台には、直径400mmの反射望遠鏡が備えられていて、その大きさは淡路島最大級。イベントの序盤には星にまつわる予備知識をスライドショーで紹介してもらえるので、知識が無い方でも安心して楽しめます。参加費は無料で予約も必要ないため、小さなお子様連れの方にもおすすめできるイベントですよ。

【データ】
■施設名：休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場
■住所：兵庫県南あわじ市福良丙870-1
■営業期間：通年営業
■URL：https://www.qkamura.or.jp/awaji/camp/