ソトラバ

日本で唯一の山名表札がかかる大小山! アスレチックな岩場と驚きの360度大パノラマが最高のご褒美

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

標高わずか313mで10座に及ぶ百名山ウオッチができる

妙義山と言えば群馬県の山が有名かと思います。その名にふさわしく、栃木県の妙義山と大小山を含むこの山域は岩場バリエーション豊富なアスレチックコースといえます。また国土地理院地図では、この妙義山が大小山と記載されているので、この2座を総称して大小山と呼ぶこともあるようです。

妙義山頂はまさにパノラマ展望。360度の眺望は東から筑波山、加波山の茨城の名峰。北側には那須岳、日光連山の栃木の百名山。そして武尊山に赤城山の群馬勢が顔を出し、西には四阿山、浅間山の上州組。南には両神山に奥秩父の金峰山、甲武信ヶ岳、雲取山など多くの百名山を展望できます。

驚くべきは好天に恵まれれば、八ヶ岳や北アルプスまでも見える時があるそうです。事実、この山頂から春分の日と秋分の日の年2回ほど、ダイヤモンド槍ヶ岳を見ることができるそうで、この1年に2日は望遠レンズを担いだカメラマンが大挙して山頂に集まって大混雑するそうです。

大小山は、このまま下山してもショートで楽しめる山ですが、先に広がる大坊山に足を伸ばして岩場ルートを存分に楽しむことも可能です。爽快な岩稜トレイルが何よりの魅力なのだと思います。