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シュラフとマットは対応温度とR値で選べ! 登山好きショップ店員が教える「寒さを乗り切るスペックの読み方」とは

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インナーシュラフやカバーをプラスする方法も

いま使っているシュラフがあって、それだとちょっと寒さを感じるという場合は、「インナーシュラフやシュラフカバーなども使う方法もあります」(栗山さん)

インナーシュラフはシュラフの中に入れて使うもので、保温性を高めたり、寝心地をよくしたりといった効果が期待できます。また、シュラフカバーは、保温力アップはもちろん、シュラフが結露などで濡れるのを防いでくれます。

「これらを使うことで、手持ちのシュラフの快適さを手軽にアップさせることができます。使っているシュラフのサイズに合わせて選びましょう」(栗山さん)

使い方や自分の耐寒能力に合わせて準備しよう

シュラフを選ぶときは、使用する季節や場所を想定してふさわしい対応温度のものを選び、併せてスリーピングマットとの相乗効果で寒さ対策をすることが大切です。

また、思わぬ寒さを感じる場合に備えて、インナーシュラフやカバーなどを用意していくのもよさそうです。アウトドアでの過ごし方は人それぞれですし、寒さの感じ方もまちまちです。自分の使い方や行動に合わせてふさわしい準備をし、寒暖差に対処しましょう。

【取材協力】
石井スポーツ ヨドバシ新宿西口店
(東京都新宿区西新宿1丁目10-1 ヨドバシ新宿西口駅前ビルB1F/B2F)
https://www.ishii-sports.com/shop/shinjuku_west/

【栗山大輔さんプロフィール】
知人に見せてもらった山の写真がきっかけで登山に夢中になり、月に1~2回のペースで山に登っている。何といっても、趣味のカメラで山頂から写真を撮る瞬間が一番!