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「ノマド」発売まであと1週間! 「老舗ジムニー屋」が用意したカスタム済みデモカーを紹介

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開始5日で受注がストップになるなど、注目を集めているスズキ・ジムニーノマドがいよいよ来週(4月3日)発売されます。

それに呼応するかのように老舗系のジムニー専門ショップもカスタムパーツを開発・発表しています。今回はそれらのなかから4つのメーカー&ショップのデモカーをピックアップし、ノマド用パーツを紹介していきます。

四駆の老舗が提案する快適5インチアップ

自動車整備工場を母体とする四駆ショップの老舗「マスターピース(兵庫県)」。いちはやくノマドをカスタムし、5インチUPのスタイルをお披露目。自社スプリングと特注モンロー製ショックの組み合わせたもので各補正アームやブラケット、スペーサーなども一式装着。リフトアップに伴って必要となる対策をすべてこなし「自然な感覚」で乗れるセッティングを施しています。

兵庫県にあるジムニーメーカー「マスターピース」のジムニーノマド用デモカー

「オンロードの性能にもこだわりました。モンローのショックは低圧ガス式で適度なコシがあり、カーブでもしっかり踏ん張ってくれます。ハンドリングも良好で、5インチアップとは思えないくらい、いい意味で普通」とは同店の店長談。また足まわりのほかにもタフなフロントウィンチバンパーや、JA11ジムニーをほうふつさせる「いちいちグリル」など外装パーツも充実しています。

旧車乗りが乗りたくなるスタイリング

これまで作り上げたオリジナルパーツの数、じつに300以上(!)というジムニー専門ショップ「ハイブリッジファースト(京都府)」。本格的なオフロード走行やレースでの実走テストをおこなうことで、快適かつ安心して走れるアイテムを世に送り出しています。そんな同店がジムニーノマド用パーツのプロトモデルを装着したデモカーを「大阪オートメッセ」にて公開されました。

京都府にあるジムニーショップ「ハイブリッジファースト」のジムニーノマド用デモカー

足まわりは3.5インチUPのサスペンションアームセットを装着。「サスペンションの形じたいはジムニーシエラのそれと同じですが、ノマドは100キロ重く、かつホイールベースも長い。ゆえに最適なセッティングを実現するための専用品が必要です」。ホイールは旧車好きに人気の「ロンシャンXR4」をチョイスしているのも渋いですね。

エクステリアパーツに目を向けていくと、ウィンチ仕様のフロントプロテクトバンパーや、片側10ミリワイドのオーバーフェンダーの開発が完了。フェンダーはいわゆるシエラ&ノマド用リム幅&インセットのアルミホイールにトレッド幅245ミリのタイヤを組み合わせると「ツライチ」になるというもの。ほかにも電子系パーツの準備も万全で、国内仕様のノマドで最終テストをおこなったうえでリリースしていきます。