火起こしは、ロマン。せっかく自然の中で過ごすのならば、マッチやライター、ガスバーナーなどを使うことなく着火したい……! そんな要望に応えるアイテムが、アウトドアブランド「WILDOOR(ウィルドア)」から発売される「火の素メーカー」です。
これまでの着火アイテムと何が違うのか、注目ポイントをご紹介します。

火の素メーカーの特徴とセット内容
「WILDOOR」は、「自然の中で思いっきり遊ぶ、時にはワイルドに」を応援するアウトドアブランドです。シンプルで無駄がなく、長持ちし、初心者でも簡単に楽しく使える商品を企画してきました。
今回ご紹介する「火の素メーカー」は、落ち枝から着火剤を簡単に作れるアイテムです。ライターやマッチを使わずに約30秒で火を起こすことができます。
火の素メーカーは、替刃、メタルマッチ&ストライカー、ファットウッド、専用ケースがセットになっています。さて、どうやって火を起こすのでしょうか?

火の素メーカーでの火の起こし方
まず、拾った小枝や薪で火口(ほくち・着火剤)を作ります。よく乾燥した針葉樹を用意するのがコツです。
おろし金のように見える部分は、火口として最適な形状になるよう、刃の数、厚み、角度などを追求しました。枝や薪をスライドさせるだけで、抜群の着火性と持続性の高さを誇る火口が作れます。

次にセットにあるメタルマッチで着火し、火起こし完了です。

32mm×74mm×20mmの手のひらサイズで125gという軽量設計なので、持ち運びも楽々。アウトドアの際に気軽に持参できます。安全性にも配慮されており、刃の部分を裏返して内側にしまうことができます。

また、刃の切れ味が鈍ってきたら、セットの替刃に簡単に交換できるため、ずっと使い続けることが可能です。本体には、削り出しのアルミの上に硬質アルマイトと呼ばれる表面処理が行われているため、傷が付きにくく、見た目にも上質なキャンプギアに仕上がっています。
ライターやバーナーのガス欠や、着火剤の準備なども気にする必要がなくなるため、アウトドアに欠かせないアイテムになりそうです。
アウトドア以外のシーンでも使える
これさえあれば火起こしができるアイテムなので、アウトドアだけでなく、急な災害時にも使えます。電気やガスが止まったときに備えられるのは安心ですね。また、硬い広葉樹も削ることができるため、簡単な工作の際にも役立ちます。
