2025年1月31日(金)〜2月3日(月)の4日間、幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2025」。同イベントはアジア最大級の規模を誇り、史上最多となる183の企業が出展し、423台を超える車両が展示されました。日本におけるキャンピングカーの需要は年々増え続け、国内での保有台数はここ20年で約3倍の15万5000台を超えるほどに成長しています。会場には多くのファンが詰めかけ、キャンピングカーへの関心が高いことに驚かされました。そこで、今回もソトラバ編集部がイベントに潜入。魅力的なモデルをご紹介したいと思います。
ライオンキングと一緒にクルマ旅へ
広大な会場のなかでファミリーキャンパーから絶大な人気を誇っていたのがトイファクトリーブース。同社はキャンピングカーの第一人者として知られ、トヨタ・ハイエースをベース車両に使ったキャンピングカーには定評があります。その始まりは30年以上前へと遡り、第一号車として製作した「リンドバーグ」によってトイファクトリーは歩み始めたのです。

日本を代表するキャンピングカーのパイオニアには多種多様のバージョンが存在し、今回のキャンピングカーショーで注目を集めていたのがディズニー作品をモチーフにした「バレイア(BALEIA)」。自然の壮大さと厳しさ、父と子の絆と愛を題材にした映画「ライオンキング」の世界観をキャンピングカーへと投影し、その魅力を感じながらキャンプが楽しめる特別モデルに仕上がっています。子供だけでなく、大人にもワクワク感を与えてくれる「バレイア・ライオンキングエディション」は30台限定生産となり、レアなモデルだけに争奪戦は必至です。
ライオンキングの公式アートが随所に!
同モデルのコンセプトは「このキャンピングカーに乗って海や山へと冒険の旅にでかけ、様々な場所で見る朝日は親子にとって忘れることのできない想い出になる」を謳っており、ディズニーとのコラボモデルとしてバレイアは4作品目となります。

そのスタイルはハイエースをベースにライオンキングの公式アートから選出したデザインを内外装に施しているのが大きな特徴。トイファクトリーの代名詞でもあるエアロウインドウにもデザインを与えることで、存在感をアピールしています。また、サバンナを舞台とする映画に合わせ、冒険心を刺激するオーバーランダースタイルのエクステリアもオプションとして用意されています。