野外の開放感を楽しめるのがキャンプの妙味の1つですが、同時に貴重品の管理は重要なポイントです。とくに現金やカード類、免許証などをしまってある財布をどうするかについては、多くのキャンパーが頭を悩ませているのではないでしょうか。今回はキャンプでの財布の取り扱いと、防犯対策について紹介します。
普段用とキャンプ用、財布は別々に用意
普段から持ち歩いている財布をそのままキャンプへ持っていく人もいるかも知れませんが、基本的には普段使いのものとキャンプで使う財布は分けている人が多いようです。アウトドア用の財布はコンパクトでかさばらないものが多く、さらに持ち運ぶためのカラビナが付いているなどメリットもたくさん。
防水性のある素材でできているものもあり、急な雨や川沿いでのキャンプでも安心して使えます。もちろん中身を入れ替える手間はかかりますが、その際にキャンプ用に中身を整理する人も多いようです。
なおネット上では「余計なカード類はできるだけ置いていくよ」「クレジットカードはキャンプでは基本使わないから、車や家に置いておくことが多いかな」「現金と免許証、保険証さえあれば他は不要」などの声が上がっていました。

就寝時は寝具に財布も入れると安心
肝心のキャンプ中は、基本的に貴重品を肌見放さず持っていることが大事。移動時も身につけておくために、サコッシュやウエストポーチなどを活用している人もいます。また、寝る時は「枕の下に入れている」「寝袋に一緒に入れて寝る」という声も。

ただし、分厚い財布だと枕の下に入れた際に「凸凹が気になって眠れない」といった事態に陥りかねません。財布を枕の下に入れたり寝袋に入れたりする場合は、なるべく薄い財布を選ぶのが良いでしょう。