「子抱き富士」で有名な精進湖
富士五湖でもっとも小さな湖なのが精進湖で、周辺距離は4.4kmしかありません。精進湖から富士山を眺めると、富士山が手前にある「大室山」を抱いているように見えるため、「子抱き富士」と呼ばれています。

ヘラブナ釣り発祥の地とも言われている精進湖には、ワカサギやナマズなども生息。釣り以外にカヌーを楽しむこともできます。
絶滅したはずの魚が発見された西湖
最後に紹介するのが、青木ヶ原樹海に囲まれた大自然の神秘を感じさせる西湖です。絶滅したと思われていたクニマスが発見され、西湖が大きな話題になったのが2010年。発見したのは、ハコフグの帽子がトレードマークで東京海洋大学名誉博士でもある「さかなクン」でした。

西湖南岸から富士山に向かって広がる青木ヶ原樹海には、「西湖コウモリ穴」と呼ばれる洞窟が存在。国の天然記念物にも指定されています。
絶景が楽しめるのはもちろんですが、それぞれの湖にまったく違う特徴と魅力がある富士五湖。まだ訪れたことのない人は、すべての湖をコンプリートしてみませんか?