デリカの名を継承した軽スーパーハイトワゴンとして、デビュー直後から現在まで高い人気を誇るデリカミニ。デリカは長い歴史を持つだけに、熱狂的ファンが多いクルマです。
デリカミニに関しては若者や女性だけでなく、子育てを終えて大人数で移動する機会が少なくなったデリカユーザーのダウンサイジング車としても選ばれています。
現在デリカミニに乗るパーさんは無類のデリカ好き。これまでスターワゴンとスペースギア、前期型のD:5を2台乗り継いできました。次は現行モデルのD:5かと思いきや、クルマ好きに成長した娘さんの要望でデリカミニに乗り換えました。
昔のD:5っぽい顔つきが気に入った
ビッグマイナーチェンジを実施した現行型のデリカD:5は切れ味鋭いシャープなヘッドライトのデザインが特徴ですが、娘さんはこの顔つきがあまり好みではなかったとのこと。
いっぽうデリカミニは、D:5前期型のフロントマスクに近いデザインに親しみを感じたそう。確かに縦型のスリット風デザインが入ったフロントグリル、端の部分を鋭く仕上げたヘッドライトは前期D:5に近いものがあります。
そんな経緯でデリカミニを手に入れたパーさんですが、今まで乗ってきたデリカはすべてカスタマイズしてきただけに、やはりノーマルでは物足りず自分好みに手を加えています。
フロントまわりで目を引くのが、オートフラッグスのフロントバンパーガード「DANSHAQ(ダンシャク)」。どのメーカーよりも早く発売されたこのバンパーガードは多くのユーザーに選ばれ、付属のスキッドプレートも含めボルトオン装着で力強い雰囲気が手に入るアイテムです。

さらにパーさんはIPFのストーンガード付きオフロードランプを4個も設置して、他と差別化を図りました。ランプの追加は古くからヨンクカスタムの定番として親しまれていますが、デリカ歴が長いパーさんにとっては「欠かせないアイテムのひとつです」。
リフトアップとゴツいホイールでワイルド
足まわりはノーマルでは満足できず、クロスファング製のスプリングに交換してさり気なくリフトアップ。見た目のオフロード感を強調するとともに、悪路の走破性も上がりそうです。
ホイールはMLJ・エクストリームJのXJ07をチョイス。ビードロック風のリムデザインが足元に力強い雰囲気を与えてくれます。サテンブラックのディスク職はボディカラーとのマッチングもバッチリ。そして「デリカとの相性が良い」という理由で選んだジャオスのマッドフラップが、ヨンクらしさを際立たせてくれます。

さらにリアウイングにはボルテックスジェネレーターと呼ばれるフィン形状のパーツを取り付け、スポーティなムードをプラス。ボルテックスジェネレーターは同じ三菱のスポーツモデル、ランサーエボリューションにも採用されている整流アイテム。リアまわりのアクセントとして効果を発揮します。

両サイドには最近のトヨタ車にも純正で採用されるエアロスタビライジングフィンを後付けして、躍動感を表現。オンリーワンのカスタマイズはまだまだ続きそうです。