ソトラバ

カルシウム汚れはクエン酸で撃退! アウトドアで必須「ステンレスボトル」洗浄の極意とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


アウトドアの必需品であるステンレスボトル。多くの人がお気に入りのマイボトルを持っているのではないでしょうか。その一方で、長期間の使用でボトルの汚れに悩む人も少なくありません。今回は、ステンレスボトルを清潔に保つためのお手入れ方法をチェックしていきたいと思います。

気になる匂いや茶渋には酸素系漂白剤

ステンレスボトルを長く使用するためには、毎回の使用後のお手入れが基本。使った後は、できるだけ早く洗いましょう。基本的にはスポンジと台所用の中性洗剤で丁寧に洗えばOKです。注意点としては、見落としがちなボトルの口部分やキャップの裏側なども忘れずに洗うことと、スポンジのチョイス。

研磨剤入りのスポンジはボトル内部に細かい傷がつきやすく、汚れや匂いが残る原因になってしまうため使用を避けましょう。

またお気に入りボトルを長期間にわたり使用していると、飲み物の「匂い」や「茶渋」が付着してしまいます。気づけば蓄積していることの多いこれらの汚れには、酸素系漂白剤での漬け置きが効果的。お湯に酸素系漂白剤を溶かし、ボトルを2~3時間ほど浸け置きにした後、しっかりとすすいで乾かします。ただし塩素系の漂白剤はサビを引き起こす原因となるため、使用しないようにしてください。

クエン酸と酢でカルシウム汚れと赤さび対策

水道水のカルシウム成分により、ボトル内部に白くざらざらした「カルシウム汚れ」が付着することも。カルシウム汚れは通常の洗い方では落ちにくいので、放置している人も多いのではないでしょうか。そんなときは、クエン酸がおすすめ。1リットルの水にクエン酸20gを溶かし、ボトルを2時間ほど漬け置きすればカルシウム汚れが綺麗に落ちます。

ステンレスボトルは基本的にサビが発生しにくいですが、鉄分が原因で「赤さび」が付くこともあります。この場合は酢による漬け置きが効果的。ボトル内に酢を入れて1時間程度たったら、しっかりとすすぎます。サビが取れた後は、水で何度もすすいで酢の匂いを取り除くのがポイントです。