創業125年を迎えたコールマンは、長きにわたって多くのアウトドアファンを育て、キャンプの楽しさを伝えてきました。ここでは同社が提案するこの春登場予定の注目のNEWギアを先取りで紹介。キーワードはズバリ睡眠(テント・寝袋・マット)です。
日本気象協会の熱中症ゼロ運動とコラボするテント
キャンプといえば春夏ですが、思い返せば2024年の夏は天気予報では連日のように「酷暑」が伝えられ、外出を控えるようにもアナウンスされました。健康に障害を起こすほどの暑さは、酷暑を避けて涼を求めてキャンプに出かける人は多かったと思います。それはまた、キャンプビギナーやキャリアの浅いキャンパーの方々も同様かと思います。
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キャンプで快適に過ごすには、快適なテントライフが最優先です。おそらく2025年の夏も、前年同様の酷暑になるのではと予想されているようです。強い陽射しをシャットアウトすることで、快適に就寝できるテント泊はいかがでしょうか。耳の早いキャンパーさん達の間では、すでに話題の中心となっていたのがコールマンのダークルームテントです。
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ダークルームテクノロジーは強い陽射しを90%以上ブロックし、UVカットは99%という技術を擁しています。強い陽射しをシャットアウトすることで、テント内の室温を快適に保ってくれます。このダークルームシリーズは昨年、同社の商品群で過去最高の売上を達成したヒット作でもあります。さらに2025年度は日本気象協会が展開している「熱中症ゼロ」運動ともコラボレーションしています。
夏の豪雨で恐怖を感じる雨音をテントが軽減
ダークルームテクノロジーを搭載する新作テントには、さらに強力な技術が加わっています。レインカームテクノロジーといい、雨音の軽減がキーワードです。
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キャンプで多くの人が不安に思うことの一つが雨かと思います。雨がテントを叩く音。小雨ならともかく、昨今の日本中で問題となっているゲリラ豪雨は、キャンパーの方達にとって、とりわけビギナーや不慣れなキャリアの浅い方々は不安に感じるかと思います
レインカームテクノロジーはテント生地の上にメッシュ生地を貼ることで、雨がテントを叩く音を軽減できるように開発されました。ゲリラ豪雨とまでいかなくとも、雨がテントを叩く音は雨つぶの大小で、テント内の響きが違います。コールマンはこの雨つぶサイズに着目しました。
メッシュ生地の目地が大きな雨つぶを分解して細分化することで、雨音をソフトな音に変換させるという仕組みです。これで従来モデル比約25%の不快な音を軽減するそうです。この春、「レインカームツールーム/3025 DR」として登場の予定です。
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またレインカームテクノロジーではサイレントジッパーという無音で開閉ができるジッパーを採用し、消灯時に気になるテントの開閉音を抑え込みます。
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