四季それぞれの景色やイベントを思いきり楽しむ暮らしは、自然に恵まれた日本ならではの醍醐味。冬が近づくにつれて、スキー・スノーボード旅行を計画し始める人も多いと思います。一方で、「スキー・スノボは難しそう」と苦手意識を持っている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、新たなウィンターギア「スノードライブ」をご紹介します。
ハードルの低さでゲレンデデビューに最適
スキー・スノーボードはともにスノーシューズとギアが固定されるため、滑りやすい雪上ではバランスを取りにくいのが難点。スピードが出た状態で転倒すれば、ケガにもつながりかねません。
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一方「スノードライブ」は、ギアそのものに腰かけて滑走するのが特徴。雪と接する面にスキー板が1枚設置されているため、ソリのように乗りつつ、スキー感覚でターンやブレーキを楽しむことができます。また両足がフリーになることで安全性が向上し、転びにくい点も大きな魅力。
日本人プロスキーヤーが開発!
スノードライブを開発したのは、プロスキーヤーの北澤澤登(きたざわさわと)さん。「雪山を誰でも気軽に楽しめる場所にしたい」という思いから、8年かけて開発した経緯があります。グリップハンドルを備えているのでコントロールしやすく、ウィンタースポーツ未経験者でも30分ほど練習すれば乗りこなせるそう。
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重さは3kgと子どもでも持ち運びしやすく、リフトでは胸の前で抱えるようにして乗ります。ウィンタースポーツ初心者は、リフトの乗り降りがひとつのハードル。スノードライブを落とさないよう注意しておけば、リフトから降りる際に転倒しないか緊張する必要もありません。
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