「地球で游ぶ!」がコンセプトのキャンプ専門チャンネル『チキューギ.』は、案内人・ゆうさんの様々なキャンプ動画が人気のチャンネルです。なかでも、冬の「雪中キャンプ」には注目動画が目白押し。今回は動画タイトル「タープだけで雪山に一泊! 想像以上にキツかった雪中キャンプ」をピックアップしました。ゆうさんが過酷な環境下でのキャンプをどのように楽しんだのか、さっそく見てみましょう。
雪原ではタープを張るのも一苦労!
動画冒頭、大きなバックパックを背負い、ソリを引きながら雪山を歩くゆうさん。今回は野営での雪中キャンプとなるため、雪が舞い散るなかで地盤を整える「地固め」を開始しました。「雪中キャンプで最も過酷でキツイ作業」と言いながら、黙々と励みます。その後タープの幕を張ったらさらに地固めをおこない、最後に「地均し」をしたらようやく設営完了。
寝床も整え、完成したのは「2025雪中タープ野営スタイル」です。雪が積もりにくいよう屋根の角度を考慮したタープで、幕内にはベアーズロックの寝袋やゴアテックスのカバーなど、寒冷地仕様のアイテムをしっかり準備。とうとう雪山での一泊が始まりました。
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「ちょっとツライ」が「楽しさ」に繋がる!?
続いて、焚き火の準備に取り掛かります。ゆうさんはタープ設営で汗をかいてしまい少し寒そうな様子。種火をおこすも、カメラの調整に時間を取られて火入れに失敗します。その後も失敗が続くまさかの事態でしたが、タープ内で挑戦した4回目でようやく火が確保できました。
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徐々に日が暮れて辺りが暗闇に包まれていくなか、夜ご飯の準備を始めます。調理用に取り出したのは寒冷地用のカセットボンベ。過酷な環境でもしっかり火がつきました。
食事の準備中、あまりに脆弱な家を「防御力5の家」と呼ぶ場面も。しかし「グリーンシーズンにはできないキャンプができる」「アイデア次第」と、ゆうさんは楽しげな様子です。「“ちょっとキツイ”こそ“楽しい”に繋がる。すべて終わった時の充実感がたまらない」と言い、あえて過酷なキャンプを楽しむ自分を「変態」とも表現していました。
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完成した「鶏だんご水餃子キムチ鍋」を燗と共に楽しみ、いよいよ就寝。寝床の足元は既に雪が積もる状態の中、「過去イチ防御力が低い」と語るタープ内で寝袋に入りました。