逗子八景を眺める公園があればハイジのブランコもある
第1号墳の後円部の先を辿ると、葉桜の住宅街に降りて行く階段がありますが、住宅街とは逆方向に進むと逗子の海岸を独り占めできるウッドデッキがあります。
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ウッドデッキ目の前の大木には手作りのブランコが3基下がっています。天空に漕ぎ出すブランコって感じでしょうか。お子さん連れのハイカーには、キッズの気晴らしにもなるアメニティかと思います。
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また反対側の第2号墳の展望ポイントからの下りルートを辿ると、渚橋交差点を見下ろす場所に降り立ちます。真冬でも、目の前の海岸からはSUPやウインドサーフィンがこぎ出て行くのを見ることができます。
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その展望ポイント真下に資料館と蘆花記念公園があります。蘆花記念公園は逗子にゆかりのある明治の文豪徳富蘆花にちなんで命名された公園です。資料館は残念ながら閉館となっていますが、往時を偲ばせる佇まいは残されています。この資料館からは逗子八景の一つである「桜山の晴嵐」を見ることができるようです。
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公園と資料館の間の坂道には、徳富蘆花の季節を巡った吟詠詩歌の書かれた立札が12枚並んでいます。一部、劣化している札もありますが、味わいのある詩歌です。
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逗子市と葉山町に跨る古墳群散策は、じつにアメニティにあふれたコースです。葉桜の住宅街に迷惑にならないよう、週末ハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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