ソトラバ

花山法皇が日々眺めつつ歌に詠んだ山、里山風景に溶け込む「有馬富士」&「鬼ヶ富士」に登頂

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

2座目の富士は低山ながら岩登りも楽しめる

有馬富士の山頂へはいくつかのルートがあるのですが、池のほとりをぐるっと歩いて、南西側から延びる尾根を登ります。途中、ちょっと冒険気分が味わえる岩場が出てきます。

有馬富士登山中にある岩場

短い岩場なので、子どもでも楽しめそうです。有馬富士公園の入口から、1時間程度の登りで山頂へ。手軽に登れて、眺めもいいので、家族連れなどにも親しまれています。山頂はちょっとした広場になっていて、南西方向の眺望が開けています。

下りは岩場を避けて、北側への道から園路へと戻ります。帰る前に、園内でもうひとつ立ち寄りたいのが「キッピ―山のラボ」。「兵庫県立人と自然の博物館」のサテライトで、地域の自然を楽しく学べる施設です。

外壁に何やら刺さってる……? めり込んでいる……? 黒光りして、巨大なコレはいったい……?

けっこうリアルなので、昆虫が苦手な人は近寄らない方がいいかもしれません。

館内は無料で見学できます。周辺エリアの自然や生き物、地質などをわかりやすく紹介するいろいろな展示があって、大人にも楽しいです。ちなみに、外壁にめりこんでいたのはこの子!

この施設の愛されキャラ、クワガタムシの「つよしくん」です。昆虫好きな子どもたちに大人気なんですが、近年は〝映え〟るスポットとして、SNSでも人気です。有馬富士に登るときは、ぜひ会いに来てください。