2025年1月25日(土)・26日(日)の2日間、埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)で開催された『第58回 関東キャンピングカー商談会』に、埼玉県越谷市の「みのむしFactory」がスズキ・エブリイのデモカーを展示。パイン材をふんだんに使った愛らしいインテリアに注目しました。
職人技が光る愛らしくも機能的なインテリア
家具職人歴38年のみのむしFactory代表の宮本さんは、その職人技を活かしダイハツ・アトレーベースのキャンピングカー「みのむしLigo(以下、リーゴ)」を製作するなど、集成材をハンドメイドでミルキー塗装しながら、さらにサンドペーパーで塗装面を削り、あえて不均一にすることでまるで天然木のような雰囲気を演出。
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夏はウォーターアクティビティ、冬はウィンターレジャーを感じさせる設えは二面性があり満足度の高い車中泊を提供してくれます。
使い勝手をアップさせる機能的な収納が魅力
今回、同イベントの会場に展示された「みのむしFactory」のエブリイは、ラトビア語で小屋を意味する『 bufa(以下、ボーダ)』のネーミングが与えられ、リーゴと同様に使い勝手のいいキャビネットや床下収納のほか、後方に跳ね上げテーブルや「kitchen wear box」(※オプション)が用意されるなど、機能的で利便性の高い収納力の高さが魅力です。
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ちなみにkitchen wear boxは脱着が可能で、メスティンをはじめコーヒーミルやCB缶がジャストサイズで収まり、扉部が有効ボードになっているのでモールシステムのようにカトラリーなどをスマートに収納することができ、ヴィンテージ感のあるレザーのハンドルが正面の両開き扉と上部にそれぞれ備わり、アンティークなトランクケースを模したデザインが秀逸です。
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開放的な車中泊空間と収納力を両立
どうしても収納力を重視して、キャビネットなどを大きくしまうと室内が窮屈になりがちです。ボーダでは家具類の張り出しを抑え、さらにベット高も低めに設定することで頭上スペースはゆとりがあり、ゆったり車中泊を満喫することができます。
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なお就寝スペースは幅1140mm×奥行1800mmと余裕たっぷり。もちろんベッド下も収納として活用することができ、脱着できるパネルを外すことで室内から収納した荷物を取り出すことができるなど、アクセス抜群。ベットマットは快適に就寝できる市販品を使うことで、車中泊を満喫できます。