目的地までの移動も含めて楽しめる自転車キャンプ旅。新潟県出身のゆうさんが案内人をつとめるキャンプ専門YouTubeチャンネル『チキューギ.』では、北海道の離島を自転車キャンプで巡る旅の様子が公開されています。今回紹介する動画は、礼文島の久種湖畔(くしゅこはん)キャンプ場から緑ヶ丘公園キャンプ場までの旅。どんな内容か見てみましょう。
目的地まで14km! 立ちはだかる上り坂
動画の冒頭は、礼文島の久種湖畔キャンプ場から始まります。本日の目的地は14km先の緑ヶ丘公園キャンプ場。軽快に走り出したゆうさんですが、今日一番の難関、約2kmにわたる上り坂に差し掛かると、様子は一変。積み込んだ荷物の重さに苦労しながら、息を切らしてペダルを漕ぎます。実は早朝にキャンプ場から7km離れた礼文島の最北端まで往復し、すでに体力を消耗していたゆうさん。それでも何とか登りきると、続いて下り坂、さらに海沿いの道を走って無事に緑ヶ丘公園キャンプ場に到着しました。
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森に囲まれたキャンプサイトで、これからお世話になる自然に対して挨拶するゆうさん。地面がぬかるんでいるため、ウッドデッキの上にテントを設営して無事に「チキューギ.ハウス」の完成です。
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カラス事件発生!? 切り替えてキャンプを楽しむ
テント設営後は約5km先にある温泉施設で入浴し、その足で買い出しをすることに。ところが、買い物中に思いがけない事件が発生。購入済みの食料を自転車に積んだ後、その場を離れたわずかな隙にカラスに荷物を荒らされてしまったのです。被害はクリームパン1個でしたが、ゆうさんは悔しさを隠せません。
それでもキャンプ場に戻り、ビールで気持ちを切り替えてから料理を開始します。メニューは長芋ステーキ。バターとにんにくを熱して長芋を焼き、さらに砂糖と醤油を加えると、ジュワッという音とともに立ちのぼる湯気がたまりません。できたてを口に入れたゆうさんも「ホックホクでうんまい」と満足気。飲みながら、第二弾も焼いていきます。
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さらに餃子の皮を使って、チーズ入りのウインナードッグも作り、今度はレモンサワーを手にキャンプの夜を堪能します。ゆうさんは「大人になって良かった。大人って楽しい」としみじみと語るのでした。