主峰の御坂黒岳を軸に絶景富士山スポットあり
そして御坂茶屋跡が残る旧御坂峠にたどり着き、残るは黒岳となります。黒岳(標高1792m)は甲州アルプスを形成する牛奥ノ雁ヶ腹摺山に続く黒岳や、愛鷹山系にもある裾野黒岳と区別するために御坂黒岳と呼ばれています。
黒岳山頂からの眺望も残念ながらの断り書きが必要になりますが、山頂から少し南にシフトすると絶好の眺望ポイントが出てきます。さすが主峰。
また、最近では格好のインスタポイントとして知られるFUJIYAMAツインテラスまで足を伸ばせば、晴れた青空に雄大なる富士山を見ることができます。
下山は、この先の破風山〜新道峠から中沢に下るなり、黒岳から直行で下るのもありです。または黒岳より旧御坂峠を下って三ツ峠入口まで下り、バスで河口湖に戻ることになります。河口湖周辺の山々は、登下山口のバス便の時間やルートをしっかり調べておく必要があります。
河口湖アルプスは東西の起点に富士山ビュースポットを抱え、気持ちの良い縦走路上にピークと峠が交互に入れ替わって顔を出します。静かな山行を楽しめるルートですが、東側なら三ツ峠山、西側なら節刀ケ岳や釈迦ヶ岳などの河口湖北岸に並ぶ山々との縦走バリエーションも楽しめるかと思います。