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雪かきが真剣勝負の競技に! 体力の消耗がハンパない雪国発祥の国際競技「雪ハネ選手権」とは

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雪かきをスポーツとして楽しむ「国際スポーツ雪かき選手権」

雪かき競技は「国際雪ハネ選手権」だけではありません。小樽市で2014年の1月から開催されているのが、「国際スポーツ雪かき選手権」。通称「スポ雪」と呼ばれています。高齢化が進む地域では、人手不足により除雪作業ができない世帯の増加が深刻化。除雪困難問題を解決するために雪かきにスポーツの要素を取り入れ、楽しみながら除雪問題の解決を目指しています。

スポ雪は、毎年ルールを改良しながら行われているのが特徴。2024年の競技ルールは、1チーム3名以上5名以下のチーム制で、雪かき10分、整地を20分行なうというもの。指定された時間内に、最大2人が並んで歩ける道幅になるように雪かきをし、高齢者が転ばないよう整地して仕上げます。

また参加者には活動量計とセンサーグローブを取り付け、活動量や雪の重さを計測。雪かきで整地した場所の「出来栄え点」や、測定値を合計して順位が決まるユニークな競技です。

なお、国際雪ハネ選手権REBORN 2025のエントリーはすでに締め切られていますが、興味のある方は2025年2月1日(土)〜2日(日)の2日間で開催されるので「しべつ雪まつり」と同時に観戦してみてはいかがでしょうか。