2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーに選出された新型フリード。その魅力は5人乗り/6人乗り/7人乗りのバリエーションを、日本の道路・住宅事情にマッチしたコンパクトなボディに詰め込み、ガソリンエンジンモデルだけでなく、独自のハイブリッドシステムのe:HEVを加えたことが評価されました。ホンダならではのMM思想は、キャンピングカーカスタムにおいてさらに突出した魅力。ロッキー2では、早々コンパクトミニバンをベースに開発された「フリードクロスター MV(マウンテン・ビレッジ)」を発表しました。
サイズ感が魅力の新型フリードベースのバンコン
東京オートサロン2025の会場に横浜のキャンピングカービルダーのロッキー2が持ち込んだのは、ステップワゴンと新型フリード・クロスターの2台。まずは話題のフリード・クロスターに注目。
同モデルは標準のエアに対してグリルやオーバーフェンダーなどのアウトドアテイスト溢れるエクステリアが特徴で、2列/3列シートが選べますが3列シート仕様は6人乗りの選択となり、ロッキー2の展示車両であるフリードクロスターMVは2列シートの5人乗り仕様となります。
純正シートに合わせたメッシュ風生地を採用
ロッキー2らしい外観はほぼノーマルのフリードクロスターMVですが、内装はきっちりキャンピングカー仕様のキャビンと大人2名がゆったり就寝できるベッドスペースをしっかり確保。2人掛けと1人掛けのセパレート式セカンドシートを採用し、ベッドはシングルサイズの展開も可能です。サイズは長さ1800mm×幅1270mmと3ナンバーミニバンに肩を並べるサイズです。
このフリードクロスターMVでのこだわりの一つが、ベッドキットの生地にあり、クロスターの純正シート生地をメッシュ風にすることで、同社ではメッシュ風生地をあえてコーディネートしたそう。これで1列目シートと異なる素材・カラーではなく、落ち着いたシックで大人なインテリアを演出。もちろんキットはリビング・就寝モードに展開することができ、クッション性の高いマットの採用でそのままでも心地よい睡眠を確保できます。