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ルーメンやキャンドルパワーって何? ランタン選びで知っておきたい明るさの単位とは

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キャンプには欠かすことができないランタン。ランタンを買おうと思ったときに、ルーメンやキャンドルパワーという見慣れない単位に戸惑った方も多いのではないでしょうか? 今回は、以前からよく使われていたワットとの違いや、用途別に分けたランタンのおすすめの明るさなどを解説します。

LEDの普及でワットに代わりルーメンが使われるように

電球を買うときによく参考にするのがワット(W)数ですが、ワットとはそもそも明るさではなく消費電力を表す単位です。白熱電球などは消費電力が多いほど明るいため、ワット数から明るさを想像できました。しかし消費電力の少ないLED電球が普及すると、白熱電球と同じように明るくても、ワット数は低いという紛らわしい現象が起こるように。

そこで、ワットの代わりに用いられるようになったのがルーメン(lm)です。ルーメンとは光源から発射される光の量を表す単位で、明るさの指標になります。ルーメンをワットに換算したい場合には、325ルーメンが30ワット、640ルーメンが50ワット程度と考えてください。

1キャンドルパワーはキャンドル1本分の明るさ

少しロマンを感じられる明るさの単位と言えばキャンドルパワー(CP)ではないでしょうか。キャンドルパワーとは言葉の通りロウソクの明るさを基準にした単位で、ランタンにもときどき記載されています。

キャンドルパワーをワットに換算したい場合には、(CP+28)÷1.7で計算できます。150キャンドルパワーが100ワット、300キャンドルパワーが200ワット程度と覚えておくと、だいたいの明るさを想像できます。