2024年12月14日(土)、15日(日)の2日間、神奈川県平塚市の「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA」(ジ アウトレット湘南平塚)で、「第57回 関東キャンピングカー商談会ジ・アウトレット湘南平塚」が開催されました。関東キャンピングカー振興会が主催する同イベントには、キャンピングカービルダーなど17社が参加し、31台の車両が展示されました。そこでソトラバ編集部は現地へ駆けつけ、憧れのキャンピングカーのなかから選りすぐりのモデルをレポートします。
荷台に載せたシェルが最高の居住空間に!
キャンプは気軽に楽しめる趣味として定着しましたが、そのなかでも注目を集めているのが車中泊。クルマを使って移動しながら、気に入った場所に到着すればすぐにキャンプが楽しめるお手軽スタイルは多くの人を虜にしています。テントの設営やコット、寝袋の用意をすることなく車内に宿泊できるスタイルは「移動式ホテル」そのもの。
最近はキャンプ場だけでなく、車中泊ができる道の駅(※車中泊を許可している施設と禁止している施設があるため事前に下調べしておきましょう)やRVパークも増え、気軽に利用できるのも大きなアドバンテージです。そんな車中泊としてもっともポピュラーなのが「バンコンバージョン」と称されるワンボックスタイプの車両をベースにしたキャンピングカーですが、ここでご紹介するのは「トラキャン」と呼ばれるライトトラックベースのキャンピングカーとして人気急上昇中の『GRAVITY』。
同モデルはトヨタ・ハイラックスをベースに荷台に積載するシェルが大きな特徴で、車両とシェルを組み合わせたコンプリートカーだけでなく、シェルだけを購入することも可能。荷台を持つトラックの実用性を考慮した使い勝手の良さが大きな魅力となっています。
ハイラックスやトライトンへの積載もOK
多くの自動車メーカーを抱える日本は自動車大国として知られ、スポーツカー / VIPカー / ステーションワゴン / SUV / 軽ハイトワゴン / 高級ミニバンなど、数年ごとにブームが入れ替わっているのが現状ですが、悲しいことにトラックに注目が集まったことはありません。
しかし、2017年に8世代目となるトヨタ・ハイラックス(GUN125型)が登場すると趣味人たちがこぞって注目し、“遊びの相棒“として認知度を高めています。最近ではライバル車種として三菱トライトンも登場し、トラックへの関心度が大きくなっているようです。