ソトラバ

日産キャラバンのコンセプトモデルが話題に! 実用性を追求した「DISASTER SUPPORT SPEC.」が災害時の備えになる

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

ポータブル電源の活用で車内で快適に滞在できる

災害時に貴重な水はコンテナ2個で1セットとなるもので、水タンクとポンプ、フィルターが備わり被災地で活躍できる仕様に。また日産とケンウッドにより共同開発されたポータブル電源の電力を使い、空気を循環させる機能も備わり車内で快適に過ごすことができます。

季節や地域にもよりますが、春先であっても閉め切った車内は温度や湿度が上がりがちです。もちろんルーフ部のソーラーパネルでポータブル電源に給電できるので、晴天が続けばソーラーパネルからの給電で連続使用することも可能です。

移動できる避難シェルターとして期待が膨らむ!

今回は合計10台のリーフの再生バッテリーを使ったケンウッドのポータブル電源を10台搭載されており、一度に15台のスマートフォンの充電や家電が使えるようになっており、これならすぐに真似できるという企業もあるのではないでしょうか。

左側のボディサイドに備わる情報発信モニターは大型パネルのため、実現にはハードルが高そうですが、ドローンも道路の確認や被災した建物を上空から確認するためのもの。カーナビゲーションや試作の9インチモニターがインストールされていましたが(※現在は7インチ)、市販化が決定。

東京オートサロン2025に出かけられなかった人は、今後も日産のイベントや横浜の本社ギャラリーなどで展示されるかと思いますので、気になる企業の方や行政の方は日産に多くの要望を届けてください。震災や水害が頻発する災害国の日本では、万が一の備えが必携のなかで「DISASTER SUPPORT SPEC.」の機能を参考に、自身でできる対策を講じてみてははいかがでしょうか。