アウトドアスポーツとして人気のゴルフ。しかし道具を買い揃えるのにお金がかかったり、エリアによってはゴルフ場までのアクセスがよくなかったりと、始めるにはハードルが高いと感じる場合も少なくありません。そこで今回は、誰でも手軽にトライできる“ゴルフっぽい”スポーツの魅力に注目しました。
自然を楽しむ公園発祥のゴルフスポーツ
気軽にゴルフ感が楽しめるスポーツとしてまず挙げられるのが、パークゴルフです。パークゴルフは、専用のクラブ1本とひとつのボール、ボールをティーを用いておこなう競技。通常のゴルフと同じように、ボールがカップインするまでの打数を競います。
パークゴルフでは一般的なゴルフボールに比べて大きめのプラスチック製ボールを使うのが特徴で、空振りも打数にはカウントされません。また北海道の公園で生まれたスポーツということもあり、遊休地や河川敷といった身近な自然エリアを活用した小さめのコースが主流。ゴルフ未経験でも始めやすいのに加え、自然も堪能できます。
なかにはキャンプ場にパークゴルフ場が併設されているケースもあるので、他のアウトドアレジャーとも親和性が高め。親子揃って遊べるゴルフスポーツを始めたい人にはぴったりです。
戦略を用いて風を味方に!
パークゴルフと同様、ゴルフから派生した埼玉県発祥のスポーツがターゲット・バードゴルフ。この競技最大の特徴は、バドミントンの羽根がついた合成樹脂製の専用ボールを用いてプレーする点です。さらにコース内には、開いた傘を逆さまにしたような独特な形状のホールを設置。通常のゴルフクラブ1本だけを用いて、ホールインを目指します。
ボールに羽根が付いている分、風などの影響を大きく受けやすい一面も。天候の変化やコース環境によって最適な選択が求められる、戦略性の高さが魅力です。「単なるゴルフの縮小版ではつまらない!」という人にこそおすすめできるスポーツだと言えるでしょう。