アウトドアのアクティビティとして人気が高まっている「スラックライン」。スラックラインとは、細いベルト状の紐を木の間などに張って、その上でバランスをとるスポーツです。最近はメディアに取り上げられる機会も増えたため、見たことがあるという人も多いかもしれません。そこで今回は、大人から子供まで楽しめる「スラックライン」の魅力をご紹介します。
体にも心にもいいスラックラインの魅力
スラックラインの最大の魅力は、老若男女問わず、運動が苦手な人でもすぐに始められるところ。遊び感覚で楽しみながら、バランス能力の向上や柔軟に取り組むことができます。
またスラックラインをおこなうことで、身体面だけでなくメンタルにもいい効果がある点も魅力。木と木の間に張るラインを高い位置に設置すれば、それだけ集中力が必要になります。スラックラインをおこなうことでメンタルの強化にも繋がるため、スラックラインは別名「歩く瞑想」と言われることも。
初心者のうちは、ラインを歩くのにも練習が必要です。しかし上級者になると、歩くだけではなくラインの上でジャンプしたり、複数人が乗ったり座ったりと様々なアクションができるようになりますよ。
スラックラインに必要なものと注意点
スラックラインをおこなう際には、「ラチェット」と呼ばれる専用のラインを張るために使う器具が必要。ラインは幅が5センチ程度の物が主流ですが、2.5センチ程度の物もあります。初心者は5センチの幅を選ぶのがおすすめ。
また注意点として、スラックラインは木に巻きつけるため、木を傷つけないように「ツリープロテクター」で保護する必要があります。もしツリープロテクターがなければタオルなどでも代用できるので、ラチェットを設置する前には木の保護を忘れないようにしましょう。