近年流行している、ボルタリングやクライミングなどの“登る”系のアクテビティ。登る系アクティビティのなかで、まだあまり浸透していないのが「アイスクライミング」です。冬にしか楽しめないレアなアクティビティで、ボルタリング好きならハマること間違いなし! 今回は、そんなアイスクライミングの楽しみ方を詳しく紹介します。
冬季限定で楽しめるアクティビティ
アイスクライミングとは、凍った自然の滝や「アイスキャンディー」と呼ばれる人工の凍った滝を登るアクティビティです。もともとは積雪時期の登山技術として生まれたのですが、道具や技術の進化とともにアクティビティとして広まっていきました。
アイスクライミングを楽しむには、当然凍った滝・氷瀑(ひょうばく)が必要です。天候や地域差など状況によって前後しますが、およそ1月から3月までと短い期間にしか楽しむことができないレアなアクティビティといえるでしょう。
道具を駆使して壮大な氷壁に挑む!
アイスクライミングはボルタリングのように素手ではなく、氷壁を登るために道具を使うのが特徴。足には「アイゼン」という爪のついた滑り止めを、手には「アイスアックス」というピッケルのようなものを持ち、これを氷に突き刺しながら登っていくのです。
自然が作り出す氷壁は、気温や風などが影響します。その時々で表情を変え、以前登った氷壁も次回にはまた別の姿に。そういった一期一会の出会いも、アイスクライミングの魅力のひとつなのではないでしょうか。