「日本三大樹氷」の楽しみかた
規模や壮観さ、豪快さが“日本一の樹氷”と称されるのが青森の「八甲田山」。見頃は2月頃となり、1カ月前後しか見ることができない貴重な景色となります。八甲田山の樹氷は、ゲレンデから眺められるのが特徴。スキーやスノーボードで、樹氷の間を縫って滑走することができます。
秋田の「森吉山」では、ゴンドラで行ける山頂駅舎から気軽に周辺の樹氷を楽しめます。山頂駅舎で長靴やスノーシュー、和かんじきなどの貸し出しをしているので、樹氷を眺めながらゆっくり散策することも可能。キャビン付き圧雪車で、夜の樹氷を鑑賞できるナイトツアーも開催されているのでおすすめです。
温泉やスキー場も人気の「蔵王」には、雪原を埋め尽くすほどの樹氷原が。ロープウェイで気軽に行くことができ、夜間には色彩豊かなライトアップもおこなわれます。毎年開催されている樹氷まつりでは、松明滑走やスタンプラリーなど、大人も子供も楽しめるイベントが盛りだくさん。
世界でもかなり珍しい現象である樹氷を見ることができる冬の日本。自然が生み出す“奇跡”とも言える現象を、ぜひ一度は体験してみてください。