暖をとれるだけでなく、リラックス効果もあることで人気の焚き火。キャンプやアウトドアには欠かせないアクティビティですが、実は小さな火の粉が空中を舞っていることをご存じでしょうか? 火の粉は服などにつくと穴を開けてしまうので、しっかり対策をしておかないとやっかいなことに。そこで今回は、焚き火の「火の粉」対策についてご紹介します。
火の粉がかからない場所を意識して焚き火を設置
まず、焚き火はテントやタープ周りから遠ざけておこなうのが基本。距離が近すぎると、火の粉が舞って穴を開けてしまう恐れがあります。
万が一穴を開けてしまった時のために、市販の「リペアシート」も用意しておきましょう。シールで貼り付けるタイプなら、初心者でも簡単に穴を修復することができます。価格は1000円程度とお手頃なので、金銭的負担も大きくありません。
火の粉が舞いやすい薪や焚き火台は避ける
薪に水分が多いと火の粉が舞いやすくなるため、使用する前にしっかりと乾かしてから火にくべることが大切です。また、油が多い針葉樹の薪も火の粉を増やす原因のひとつ。焚き火には、油が少ない広葉樹の薪を使うのがベターです。
さらに、焚き火台も火の粉が飛びにくいタイプがおすすめ。ポイントは、薪と炎が覆われるような深型タイプを選ぶこと。炎の周りに壁があれば、風で火の粉が舞うのを防いでくれます。その他、火の粉を防ぐメッシュフードがついたタイプもあるので、アイテムを選ぶ際のポイントにすると良いでしょう。