快適なキャンプ・バーベキューをおこなうためにも、ベースとなるテントやタープはしっかり地面に固定する必要があります。ペグの打ち込みが甘いと、地面から抜けてしまう可能性も……。そこで今回は、ペグを打ち込む際に必須の「ペグハンマー」に注目。ヘッドの素材によって差があるので、どのようなアイテムを選ぶべきかじっくり確かめていきましょう。

耐久性と打撃力を備えた定番の金属製ハンマー

ペグハンマーのなかで、最も定番とされるのが金属製ハンマーです。鉄や銅を素材とすることが多く、どちらも高い耐久性と強い打撃力を備えているのが特徴。キャンプに行く機会が多く使用頻度が高い方や、長く愛用したいという方におすすめです。

なお鉄製ハンマーはペグを強く打つことができる一方、ペグの表面を傷つけ寿命を短くしてしまうデメリットも。銅製ハンマーは打ち込んだ衝撃をやわらげペグを傷つけにくくするので、ペグの寿命が気になる方は銅製を選びましょう。ただし鉄製ハンマーとは反対に、ハンマーのヘッド側が変形する可能性もあるので、購入前にハンマーとペグのどちらを優先するか考えておくことが大切です。

静音性と手軽さが魅力のゴム製ハンマー

これからキャンプを始める方や、登山、ソロキャンプなどで“身軽さ”を求める方は、ゴム製のハンマーを選んでみてください。ゴム製ヘッドはペグを傷つけにくく、地面に打ち込む音も静か。金属製と比較してハンマーの寿命は長くありませんが安価になる傾向があり、重量も比較的軽いものが多いので手軽に持ち運ぶことができます。