ソールの経年劣化にも注意しよう
ちなみに、長期間履いていなかったトレッキングシューズを使うときは、登山に出かける1週間程度前に履いてみて、自宅周辺を歩くなどして状態をチェックするといいそうです。
というのも、「ソールが経年劣化して、剥がれ落ちてしまうことがよくあるからです」と打越さん。こうなってしまうと使い物にならないので、ソールの交換や買い替えが必要になります。
安全な登山を楽しむために、トレッキングシューズの管理はとても重要なものです。どんなにいいシューズを選んでも、保管状態が悪いと登山の途中でシューズが壊れたりして、困った事態になりかねません。丁寧なお手入れをして、長く大切に使えるように心がけましょう。
【取材協力】
打越俊浩【プロフィール】
フリーライター。釣り、キャンプ、登山などのアウトドア系雑誌の編集、執筆、撮影を行う。プライベートな山行は、最近では低山が主流。釣りは鮎友釣り、渓流釣り、沖釣りなどを堪能して年間の釣行日数はトータルで30日ほど。