資格取得で山の指導者・クライミングの先生として活動
日本山岳・スポーツクライミング協会では、「山岳指導者」「スポーツクライミング指導者」の2種類の資格を取得することができます。どちらも4段階にレベル分けされており、最もハードルの低い資格が山岳指導者の「コーチ1」。学校行事での初心者向け指導がおこなえます。
実践経験を積んで試験に合格し、最終段階になると国際的な場で活動ができるレベルの技術や指導力、知識が求められます。山岳指導者の「コーチ4」のレベルでは、「ナショナルイベントの企画立案運営」「登山技術の研究開発とスポーツ研究者との連携」など、求められるハードルも格段にアップ。
「スポーツクライミング指導者」も同様で、「スタートコーチ」と呼ばれる初期ステップでは地域のスポーツクラブや学校の運動部で、上位の資格者と共に指導をおこなうレベルからスタート。「コーチ4」になると、山岳指導者同様に国際レベルの知識、技術が求められます。
入門にぴったりのものからハイレベルなものまで、様々な種類がある山の資格。ぜひ、自分のレベルや目的に合った資格をチェックしてみてください。