キャンプやアウトドアの醍醐味ともいえる焚き火。ゆらめく炎をぼんやりと眺めたり、パチパチと爆ぜる薪の音を聞いて過ごす時間は至福のひと時ですよね。焚き火は「木を燃やす」というシンプルなアクティビティですが、コツを知らないと意外に失敗しやすく、実は奥が深いもの。そこで今回は、そんな焚き火について学ぶことができる検定や資格についてご紹介します。
焚き火の基本を身につけたい方におすすめの「焚き火検定」
焚き火を基本から実践形式で学びたい人には、日本焚き火協会が主催する「焚き火検定」の資格取得がおすすめ。実際にキャンプ場へ足を運び、薪割りからファイヤースターターでの着火、様々な焚き火の楽しみ方まで、焚き火の基本をしっかり学ぶことができます。
日本焚き火協会の会長は、焚き火マイスターとして様々なメディアにも出演している猪野正哉さん。猪野さんは、TBS『マツコの知らない世界』に焚き火の達人として出演されたことでも注目を浴びました。ワークショップも全国各地で開催されており、焚き火の魅力を広く伝える活動をしています。
「コミュニケーションツール」としての焚き火を学ぶ資格
次に紹介するのが、日本焚き火コミュニケーション協会が主催する「焚き火コミュニケーション検定」という少し変わった資格。座学と実技を通して「焚き火を操る技術」と、カウンセリング・コーチング・ファシリテーション・チームビルディング・心理学要素を取り入れた「メンタル技術」の両方を習得できます。焚き火知識だけでなく、焚き火を通じてコミュニケーションを学び、日常の中にも取り入れたいという方にはぴったりの資格です。
3つのコースが設定されており、一般初級コース、ビジネスに焚き火のコミュニケーションを活かしたい人のための商用コース、さらに焚き火の場づくりを展開したい人のためのBase(支部)立ち上げコースと、目的に合わせて選択可能です。