キャンプのお供に倉庫で眠っていた七輪を引っ張り出して、七輪キャンプを楽しみました。年季が入った20年モノのマイ七輪は昭光物産株式会社の珪藻土100パーセントをうたった能登炭火焜炉「七輪M」です。珪藻土は2000万年もの昔、珪藻という植物プランクトンが海底に蓄積してできた土です。
江戸時代から親しまれた日本伝統のコンロ七輪
七輪は微細な中空構造のために、断熱性が高くて保温効果も優れているのが特徴です。七輪本体も熱く焼けないので持ち運びに便利なコンロです。七輪の語源は「底に7つの空気穴、輪があるためとか、わずか7厘で買えたから」とかいろんな説があるようですが、江戸時代から便利に煮炊きに使われてきた日本の道具です。
今回は七輪の炭に着火するためにキャプテンスタッグのイージーチャコールミニを使いました。イージーチャコールと炭を七輪にセットしてSOTOのバーナー、フィールドチャッカーST-450で一気に着火しました。空気調整機能付で、1300℃の強力集中炎から900℃のソフトな炎まで用途に応じて調整可能なので炭の着火や焚き火でとても便利に使っています。
火吹き棒を使いこなして七輪の火勢を絶妙コントロール
着火剤に火がついたら100円ショップ、ダイソーで買った火吹き棒で空気を送れば着火完了です。火吹き棒も炭火焼きや焚き火にはなくてはならない必須アイテムです。チョロチョロとした火に息を吹きかけると、まるで生きてるように反応する様がとても魅惑的なのです。
炭が白くなって完全に燃焼しはじめたら、網の上で焼き鳥を炭火焼きします。両面じっくりと炭火で香ばしく焼き上げたら、お待ちかねのプハァータイムです。今回は日本のプレミアムエール、Asahiの生ビール富士山でキャンプ飯をスタートしました。