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ハイカーが殺到する低山登山を回避!? 実は多摩市だった超お手軽「諏訪ヶ岳」ご近所ハイクが思いのほか歩きごたえたっぷり

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行って驚く東京都多摩市が管理する山頂広場

山頂広場はソコソコの広さ。クルマ 6〜7台分が置けそうな規模といえばわかりやすいでしょうか。コナラの木々は背を伸ばし陽射しを微妙にコントロールしてくれます。一方で放置しておくと伸び放題になるアズマササは丈を短く刈り込むなど、目線位置をすっきりすることで見通しも良く、訪れる人々にくつろぎの空間を提供してくれています。休憩用の土管風ベンチも景観にマッチしています。山頂碑は目立つようにサークル状に設えられ、中央には三角点が置かれています。

広々とした山頂広場

さて同緑地は川崎市の西端にあり、東京都多摩市諏訪地区が隣接しています。また同緑地内の一部を走る多摩よこやまの道は、詳細地図などで確認すると同緑地に沿うように多摩市内を走っているのがわかります。そして驚くことに諏訪ヶ岳山頂は多摩市内のルート上にあります。

山頂広場の説明板にも「ここ諏訪ヶ岳(標高144.5m、東京都多摩市)〜」と記述されています。では実際の川崎市の最高峰地点はどこにあるか。山頂より少し先に進んだ川崎市水道局の取水施設内にあるようです。川崎市最高峰と呼ばれるに至った経緯はともかく、今では川崎市の最高峰として訪れ、山頂碑の可愛いイラストに会いに来る人も多いようです。

山頂碑のイラスト

ビオトープの緑地公園の雑木林には鳥の巣箱も多く取り付けられています。鳥の囁きに耳を傾けるのも、近隣の喧騒とは一線を画す心地よさです。訪れる人々が多いのも頷けます。ちなみに東京都多摩市の最高峰はサクラの広場から反対方向に遊歩道が伸びる天王森公園にあります。標高は161.7m。そして東京都の最高峰は奥多摩の雲取山2017mです。

鳥の巣箱
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