主にオフロードバイクの動画を中心にアップしているYouTubeチャンネル『ワロスメン』。今回注目したのは、「『埼玉に眠る東京都電 7000形』クロスバイクで東京都電 7000形を見に入ってみた。」と題された動画です。
ワロスメンさんは、昭和29年に製造され、実際に都内を走っていた路面電車「東京都電7000形7022号」を見るために埼玉を訪れたようす。関東地方に唯一残るという貴重な車両を目の当たりにして、ワロスメンさんもテンションアップ?
向かい風の中、目的地へ向かうワロスメンさん
撮影当日はかなり風が強かったようですが、ワロスメンさんは「てか風が本気と書いてマジで強すぎてもう帰りたい」と呟きつつ、苦戦しながらクロスバイクを走らせます。ワロスメンさんは大変そうですが、見ているこちらはまるでクロスバイクに乗っているかのような映像にワクワク。
目的地への道中を堪能しながら進むワロスメンさん
川があれば「お魚さんいるのかな? いないのかな?」と覗き込んだり、黒猫を発見したりと道中も楽しそうなワロスメンさん。過去にセメント会社へ向かう貨物列車が走っていた廃線跡「ポッポ道」も逃しません。
昭和22年に起きた八高線脱線転覆事故の慰霊碑にも立ち寄っています。動画的に見ればムーミンバレーパークに立ち寄った方が映えそうですが、慰霊碑を紹介しながら歴史に触れているところもワロスメンさんらしいですね。以前ツーリング中の林道で見つけた子猫を保護した動画がバズっていましたが、そんなワロスメンさんの優しさが動画の端々から滲み出ています。
そして目的地である埼玉県の「新しき村」へ到着しました。山の中にひっそりと佇む東京都電7000形を発見したワロスメンさんは、「なんかエモいな! バイブスあがるわ」と興奮気味。引退した路面電車が安住の地を見つけたような雰囲気に、思わず引き込まれます。