必ずチェックしたいアイレリーフの長さとレンジ仕様
次に、使いやすさや見やすさを向上させる機能にも注目しましょう。まずは、アイレリーフの長さをチェック。アイレリーフは、双眼鏡を覗くときにできる瞳とレンズの距離のこと。アイレリーフが短すぎると、まつ毛や眼鏡が当たって視界が暗くなり見えづらくなってしまいます。最低でも10mm、眼鏡をかける人は15mm以上を目安にするとよいでしょう。
双眼鏡に使われる代表的なレンズは、ノーマルレンズ、特殊低分散ガラス、フローライト(蛍石)の3種類。ノーマルレンズは日光が強い場合、境界線が青白くなる色にじみ(色収差)が起きやすいです。特殊低分散ガラスとフローライトは色にじみを軽減してくれるので、見え方にこだわりたい人におすすめ。
草花や昆虫なども観察するなら、最短合焦距離もチェック。最短合焦距離とは、双眼鏡で合わせられるピントで一番近い距離のことです。アウトドアで植物を観察したい人は、最短合焦距離の短い双眼鏡がおすすめ。ほかにも、川や海へ行くなら防水機能付きが安心です。
アウトドアの目的や自分に合った双眼鏡を選ぶと、使いやすさがグンとアップします。最適な双眼鏡を手に入れて、アウトドアを最大限に楽しみましょう。