現代社会では、普段は家でテレビやゲームばかりという子どもも多いはず。親として、大自然の中でのびのびと過ごす時間を体験してほしいという想いもありますよね。そこでおすすめなのがキャンプです。しかし自然豊かなだけでは、子どもが飽きてしまう場合も……。子どもに思う存分楽しんでもらうには、キャンプ場に遊具やアスレチックがあるといいですよね。
今回は、九州地方の“遊具・アスレチックで遊べるキャンプ場”をピックアップ。小さな子どもから大人まで楽しめるキャンプ場を3つご紹介します。九州でファミリーキャンプを考えている人はぜひ参考にしてみてください。
遊具の近くにテントを張れるフリーサイトエリアが!
【施設名】服掛松キャンプ場(熊本県上益城郡山都町)
まずは「服掛松キャンプ場」をご紹介。九州の中央に位置し、奥阿蘇の山々に囲まれた環境で大自然を満喫できるキャンプ場です。四季折々の異なる自然の姿を堪能できるのも魅力のひとつ。
小さな子どもがいるファミリーキャンプにおすすめなのは、フリーサイトのB西エリア。B西エリアには幼児や小学校低学年向けの大きな複合遊具があり、子どもたちが思いっきり遊べます。遊具の近くにテントを張れば、子どもが遊んでいる様子を見守りながらゆっくりと過ごすことも可能。さらにB西エリアとは別に、キャンプ場の中心部には大きなすべり台とアスレチックも設置されています。
テントサイトだけでなくログハウスやロッジもあり、宿泊の選択肢が豊富。レンタル品などのサービスも充実しているため、キャンプ初心者でも安心して利用できます。子どもたちも大満足できる、ファミリーキャンパーにおすすめのキャンプ場です。
【データ】
■施設名:服掛松キャンプ場
■住所:熊本県上益城郡山都町長崎361■営業期間:通年
■URL:https://www.fukukake.com/
お城を模した遊具で本丸を目指そう
【施設名】鹿児島県立北薩広域公園オートキャンプ場(鹿児島県薩摩郡さつま町)
「鹿児島県立北薩広域公園オートキャンプ場」は、規模は小さめですが、竹林に囲まれた開放的な雰囲気でキャンプを楽しめます。北薩地域の文化や風土に触れることができるのも特徴。
遊具のなかでひときわ目を引くのが、創造の森エリアにある大型冒険遊具。北薩広域公園の敷地内には、かつて虎居城という城があったそう。そのため虎居城にちなんだ、山城をイメージした遊具が設置されています。頂上である本丸ゾーンへ向かうまでには様々な仕掛けがあり、すべて攻略できれば大きな達成感が味わえそう。頂上からは紫尾山やさつま町を一望できます。
幼児向けの遊具も充実。大型冒険遊具の近くには砂場や幼児遊具があり、のびのび広場には低めのすべり台が設置されています。また入り口広場では、公園職員さんの手作り遊具の貸し出しも。自然を感じながら、竹馬などの懐かしく温かみのある手作りおもちゃで遊べるのが嬉しいですよね。
宿泊施設としては、オートキャンプサイト、フリーテントサイト、バンガローが用意されています。さらには温泉施設も完備。遊び疲れた体をゆっくりと癒やせるので、大人も子どもも満足できるのではないでしょうか。
【データ】
■施設名:鹿児島県立北薩広域公園オートキャンプ場
■住所:鹿児島県薩摩郡さつま町虎居5470
■営業期間:通年 ※12月29日~31日は休業
■URL:http://www.synapse.ne.jp/hokusatu/index.html