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マナーの悪化で禁止のキャンプ場も! キャンパーなら知っておきたい「直火」のマナーとは

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直火OKのキャンプ場でのマナー

直火で焚き火をしたいなら、まず直火OKのキャンプ場を探しましょう。ただし直火がOKでも、気をつけたいマナーがあります。まずは焚き火する場所のチェックをおこない、芝生や植物の上、落ち葉の上は避けるのがポイント。腐葉土になっているところは、見た目こそ土に見えても燃えてしまう可能性があるので注意が必要です。

トライポッドで焚火調理

ほかにも立木の近くは根が張っているため距離を取る必要があり、火の粉が飛ぶことを考えてテントやタープから3mほど離すことも忘れずに。キャンプ場が指定する区域があれば、指定の区域で焚き火をおこないます。また消火したつもりでも炭の中で火がくすぶっている可能性があるので、炭を砕いて火種がないか確認してください。

火種が残る木炭

薪が灰になるまで2時間程度かかるため、片付けを始める2時間前には新しい薪を入れず、燃やし切るように調節するのがベスト。炭は決められた炭捨て場に捨てるか持ち帰る必要がありますが、事前にアルミホイルを薪の下に敷いておけば、炭をまとめて包んで捨てられるので後処理が楽ですよ。

直火に限らず焚き火でゴミを燃やす人がいますが、臭いや煙によって周囲に迷惑をかけるのでマナー違反。キャンプ場のルールを守るだけでなく、自然への影響や他のキャンパーへの配慮も忘れてはいけません。景観を損なわないよう心がけながら、じっくり焚き火を楽しんでくださいね。