ほっと一息つきたい時、屋外で飲むコーヒーは格別ですよね。今回は、アウトドアの定番ドリンク・コーヒーの様々な淹れ方と特徴を紹介します。

アウトドアでも定番のハンドドリップ

コーヒーの淹れ方として最も定番なのがハンドドリップ。コーヒー豆をミルで挽いてフィルターに入れてドリップするという、王道のコーヒーの入れ方です。粗挽きや細挽きといった豆の挽き方や、ドリップの際のお湯の入れ方など、自分で工夫できるポイントが多いのがハンドドリップの特徴。好みのコーヒーを追求しやすいので、ゆったりとしたアウトドアには最適かもしれません。

コーヒーを挽くためのミルをはじめ、フィルターやドリップするためのドリッパーも必要になったりと、やや用意するものが多いことが難点。人気のアウトドアブランドならシリーズで一気に道具を揃えることもできるので、ハンドドリップ入門の際には一気に揃えてみても良いかもしれません。

手軽に美味しいコーヒーを楽しめるフレンチプレス

手軽さを求めたい方にはフレンチプレスがおすすめ。専用のガラスポットにコーヒーの粉をセットしてお湯を注いだら、後は数分待つだけの手軽さが人気の抽出方法です。プレス用の器具は必要になりますが、湯量や粉量、蒸らしの時間を守ればいつでも同じ状態のコーヒーが飲めるのも魅力。テクニックが不要なので、初心者にはおすすめの方法と言えるでしょう。

フレンチプレスの性質上、カップの中に残ったコーヒー粉が多少入ることも。好みにもよりますが、それもフレンチプレスならではの味わいです。

淹れ方にはあまりこだわらないという人は、手軽なドリップバッグでも十分においしいコーヒーを味わえます。よくある市販のドリップバッグであっても、お湯の入れ方を工夫すれば味わいも格段にアップ。まず、お湯を注ぐドリップポットはなるべく口の細いものを使うのが基本です。少量のお湯を注いだら、15～30秒ほど蒸らして再度お湯を入れていきます。お湯は、円を描くようにゆっくり入れていくのがポイント。少しの手間でおいしいコーヒーが味わえますよ。