コロナ禍の影響もあいまって火が付いたキャンプブームの中でも、人気なのは「ソロキャンプ」。しかし、なんだか難しそうで初心者にとっては敷居が高いですよね。そこでじわじわ広がりを見せているのが「ソログルキャン」です。一体どんなキャンプ方法なのか、詳しく見ていきましょう。
初心者にこそおすすめの「ソログルキャン」
その名の通り、「ソロキャンプ(ソロキャン)」と「グループキャンプ(グルキャン)」を組み合わせたキャンプが「ソログルキャン」。ソロキャンパー同士が集まり、テントは各自が個別に張り、スペースを分けてソロキャンのように楽しむというスタイルです。ソロキャンのプライベート感を楽しみつつ、もし困ったことがあればグループの仲間に相談することができるので安心感がありますよね。
キャンプ仲間同士で行くこともあれば、SNSや掲示板などでソログルキャン仲間を募ったりと、メンバーの集め方も様々。「ソロキャンをやってみたいけれど、初心者だから不安」という方には特におすすめですよ。
雨でも開放的に! 共有スペースにあると便利なのはタープ
ソログルキャンを楽しむコツは、「共有スペース」を決めておくこと。基本的にはソロテントを設置して個人で行動しますが、人と話したい時などに集合できるよう、集まりたい人が溜まれる場所を作るとコミュニケーションも取りやすく快適です。共有スペースにはタープが有用。急な雨でもタープがあれば、個人のテントに籠ることなく開放的に過ごせるので重宝します。
ソログルキャンでは、共有スペースのタープに加えて個人のテントも複数設営します。それぞれにほどよい距離感で張るため、広めのスペースが必要。区画の広さや区画内のテント数制限、隣の区画も借りられるのかなど、キャンプ場への事前確認を忘れずにしておきましょう。当日の設営トラブルを未然に防ぐことができます。