秋から冬にかけてのサイクリングは、気温の変化と寒さへの対策がとても大事です。気温が低い中でも、自転車を漕いでいると体はすぐに温まって汗をかいてしまいがち。暑いと感じていると森の中などで日陰に入ったり、夕暮れ時になったりして気温が変化していることに気づかず、そのまま走り続けてしまうことも。あらかじめしっかりと防寒対策をしておきたいものです。
寒暖差が激しい秋や冬に、気温差に左右されず快適に走り続けられるのは、万全の防寒機能があってこそ。今回紹介するサイクルウエアやギアには、そんな季節に活動するためのさまざまな工夫が詰まっています。
いちばん冷えやすい手先をしっかりガード
アウトドアメーカーのモンベルは、寒さをケアする必要がある季節にもってこいの、サイクルウエアやギアを多数ラインナップ。その中から2024年秋にリリース&モデルチェンジされる、ニューアイテムを紹介します。
新登場の「ウインター フラットハンドルカバー」は、フラットハンドルの自転車にピッタリの防寒アイテム。冷たい風をしっかりブロックして手先を守ってくれるので、冬の早朝など厳しい冷え込みの中でも、薄手のグローブで快適に走行できます。
立体的なパターンのおかげで、ブレーキやシフターの操作もとってもスムーズ。取りつけは、ハンドル中央側をベルクロで固定して、グリップエンドをカバー内の穴に差し込むだけと簡単です。これならライド中にずれてしまう心配もなく、安定したハンドリングが確保されます。
次に紹介する「ウインター サイクルグローブ」は、寒い時期のライドにぴったりなグローブ。甲部分にはストレッチ性のある「クリマバリア」素材を使用しているので、手にしっかりフィットして防風性はバッチリ。冷たい風をしっかり防いでくれるので、手先の冷えが気になる方におすすめです。
加えて、手のひらにはグリップ力と耐久性のある合成皮革を採用していて、ハンドル操作を安定させてくれます。手のひらの荷重がかかりやすい部分には緩衝フォームを入れているので、長時間走っても手が疲れにくいのがうれしいポイント。