4シーズンで花が魅了する古刹の秋は彼岸花と萩が主役
西方寺は四季折々で花が訪れる人々の目を楽しませてくれることで、隠れた人気スポットの一つとなっています。春のお彼岸には中日桜、モクレンにミモザ。夏はアジサイ、アヤメにニッコウキスゲ。そして盛りを過ぎようかというこの秋のお彼岸は曼珠沙華が参道に3色。境内に珍しいピンク種の群生はやや遅れて盛りを迎えます。本堂脇には萩。そして冬はロウバイとツバキが華を競います。
水屋の手水鉢にも彼岸花が浮かぶ粋な演出で、お墓詣りの参拝者を迎え入れます。
墓参者と観光者が交錯する参道と境内はタイミングによっては大混雑しますが、決して群生地に足を踏み入れることのないようにしたいものです。ちなみに当寺の御朱印帳が豪華な曼珠沙華の刺繍入りで人気だそうです。