キャンプの夜は心静かにランタンや焚き火のヒカリに癒されることが多いモノです。日本の伝統的な照明器具の竹灯篭(たけとうろう)で、幻想的な秋キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。片手にハンバーガーでお月見もいい感じ!
日本古来の灯火の楽しみ方は竹あかりにあり!
江の島にほど近い神奈川県藤沢市龍口寺にて竹灯籠が並べられ、日本ならではのクラシカルなイルミネーションのイベントがありました。そこで秋のキャンプでは竹灯篭の灯りで癒されるキャンプを楽しんでみてはどうかな? と考えました。
日本の古き良き伝統として人気を博している、竹を使って灯りをつける竹灯篭は「竹あかり」と呼ばれています。お寺など神事や行事の際の照明として茶室や庭園などでも使われ、竹の内部にろうそくを立てて光を放つとてもシンプルな照明です。
自然素材の竹の強度や素朴さ、柔軟性も活かして、いろいろなカタチの灯篭が楽しめます。ロウソクに火を灯すのが本来の竹灯籠ですが、今どきはLEDライトを竹の中に仕込んで光源とすることもできます。多彩な色や明るさを使って、自然な風合いと温かみのある質感と深みのある竹から溢れる、柔らかな光を楽しめると思います。